防水工事

防水工事

雨漏りとは?

雨漏りとは.jpg
雨漏りとは、屋根や壁の破損部分や隙間から家の内部に雨水が侵入することです。

雨水が浸入すると、天井や柱、壁の内部を汚染し、カビを発生させたり腐食したりして、修理に多大な費用がかかるだけでなく、家の寿命そのものを縮め、健康にも害を及ぼす可能性があります。

防水とは?

防水とは

住宅や建築物の表面に、長期にわたって「水を通さない」「浸透させない」いわゆる防水機能を持った層を「張る」「塗る」「取り付ける」などをすることを、防水工事といいます。

ただし瓦やトタンなど屋根葺き工事とは区別しています。
建築では、住宅・建物の屋根・壁および室内などに施され、降雨水などの浸入防止、給排水等の漏水防止を図ることを目的としています。

建築物の屋上や壁には、防水層を設ける必要があります。丈夫につくられた鉄筋コンクリートの建物であっても例外ではありません。
建築物では以下の理由により、コンクリートに亀裂が生じます。

  • コンクリートの硬化時の収縮
  • 温度変化による伸縮
  • 地震や地盤の動きによる応力
特にコンクリートの打継ぎ部は、亀裂が発生しやすく、ここから浸入雨水は鉄筋を腐食し、建物の耐久性を大きく損なう原因となるのです。
もちろん一般も木造住宅でも屋根や壁からいったん雨水が浸入すると柱や梁など軸組み自体が腐食させ、修復に大きな費用がかかることになります。

こんな症状がでていませんか?

柱の腐食

柱の腐食

鉄骨の腐食

鉄骨の腐食

壁のシミ

壁のシミ

壁のカビ

壁のカビ

クロスのはがれ

クロスのはがれ

保護塗料の退色

保護塗料の退色

屋根防水

防水の補償期間は一般に10年ですが、そのころから立地条件や施工条件によりますが、防水層の劣化が目立ちはじめます。その時、早めの補修を怠ると、水が回って雨漏り等の思わぬ大工事になることがあります。建物の建築年数を確認し、早めに専門の業者に劣化診断をしてもらうことをおすすめします。

屋上防水の改修工事例

before 矢印 after
Before After

※建物の既存防水層により、様々な工法がありますので、それぞれの建物にあった工法をご提案致します。

防水工事について

シーリング・コーキング

雨漏り修理といっても、屋根材や瓦、壁材を全て新しくリフォームするとなると、非常に大きな費用がかかります。しかし雨漏りの箇所や経路を正確に突き止めた上での修理であれば、コスト的にも効果的な修理ができます。

ここで、シーリング・コーキングでの修理が有効となります。シーリングとコーキングは基本的には同じ作業で、部材の接合部からの水の侵入・空気の通過を防止するためにシーリング材やコーキング材を充填する作業のことです。

シーリング・コーキングbefore 矢印 シーリング・コーキングafter
Before After

防水工事

新築に近い状態であれば、雨水は屋根や外壁の表面を流れ落ち、建物に内部に入ることはありませんが、屋根、外壁の経年劣化やシーリング・コーキング材の劣化あるいはヒビ割れ、サッシの隙間といったわずかな箇所から内側に浸入する場合があります。また、サイディングなどはサイディングの裏面の結露によって建物内部に水がたまることもあります。

防水工事は、これらの屋根・外壁で防ぎきれなかった雨水や、内部の結露、あるいは経年劣化によるヒビ等の隙間から入り込んだ雨水が、構造体にまで達しないようにするものです。また、ビルの屋上などではコンクリートのままでは、必ず雨水が浸透してしまいますので、防水処理などで防水処理をします。

防水工事before 矢印 防水工事after
Before After

ウレタン防水 耐用年数:2~10年(仕様と部位により)

ウレタン防水

水平な屋上だけでなく、複雑な形状の屋上でも施工ができ、つなぎ目の無い塗膜で美観に優れた防水ができます。

また、ウレタン防水の大きな特長のひとつが重ね塗り改修(オーバーレイ改修)が可能なこと。既存防水の上に同系樹脂を塗布することで防水層を復旧・補強できるため経済的な改修が可能です。


アスファルト防水

アスファルト防水

新築またはアスファルト防水の改修時に多く使用される防水です。アスファルトを合成繊維に含ませたルーフィングというシートを何層も重ねることで防水層を形成する工法です。

溶解したアスファルトは粘着性をもち、水の浸入を防ぐ接着剤として有効で、防水性能に高い信頼があります。


シート防水 耐用年数:10~15年

シート防水

既存の防水の状態が非常に悪い場合に有効な施工方法で、既存防水の上から新規防水層を穴を開けてアンカーにて固定する。

また化粧性に優れ、在来積層品より押し出し成型品はピュア塩ビと呼ばれ耐久性があります。


FRP防水 耐用年数:10年

FRP防水

FRPというガラス繊維で強化されたプラスチック樹脂を用いた防水工法です。柔軟性のある素材なので、地震等の揺れにも下地が追従し、表面にヒビが入りにくく、強度に優れています。

また、FRP防水は保護層が不要のため、防水層の重量が無く、建物を補強しなくても施工可能です。


補修工事

補修工事

コンクリート内の鉄筋の錆等により、壁面のひび、欠損、浮きなどを状況に応じて、修復する作業です。

注入工事では、エポキシ樹脂を充填し、躯体のコンクリートとモルタル、タイルとの剥離を解消いたします。